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井深 大
いぶか まさる
IBUKA Masaru
1908-1997
栃木県日光町(現在の日光市)に生まれる。
ソニーの創立者であり、日本のエレクトロニクス産業のパイオニア。
経歴と業績
井深大は、学生時代から天才的発明家として特許庁にも有名であった。在学中に発明した「走るネオン」は1933年、万国博覧会(パリ)に出品され優秀発明賞を受賞した。1933年早稲田大学理工学部電気工学科を卒業、同年PCL(写真化学研究所)に入社、その後、日本光音、日本測定器を経て、海軍技術将校で終戦を迎える。終戦の年(1945年)10月、早くも東京通信研究所を設立。1946年には日本測定器時代に出会った盛田昭夫と共に東京通信工業を設立、1958年社名をソニー株式会社に変更した。今日の「世界のソニー」を築いた井深は、技術を通じて日本の文化に貢献することを目指した。その第1号となったのは、わが国初のテープレコーダーG型。1955年には、これまたわが国初のトランジスタラジオTR-55型、いずれも小型で、持ち運び可能な、新しい構想のもとに実現した新製品である。1968年には独自の“トリニトロン”カラーテレビを発売するなど、世界初、日本初といわれる商品を次々と世に送り出した。また井深は教育問題、とくに幼児教育に関しては高い関心を寄せ、「幼児開発協会」を設立。1992年には科学・技術、産業、教育など多方面での功績により、産業人としては初めての文化勲章を受賞した。
(写真:ソニー提供) |
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