後藤英一
ごとう えいいち
GOTO Eiichi
 
1931-
東京都に生まれる。
日本独自のコンピュータ素子「パラメトロン」など独創的な発明で知られる計算機科学者。

経歴と業績

 1953年、東京大学理学部物理学科を卒業。1954年の大学院生時代に、日本独自のコンピュータ素子「パラメトロン」を発明。後年、「電子立国」といわれることになる日本だが、敗戦直後の技術水準は、欧米より10年以上遅れていたといわれる。そんな中、コンピュータの基本動作原理をつかさどる新しい論理素子を誕生させたことは、日本の技術者やメーカーに勇気を与えた。1986年には、そのパラメトロンの原理を使った超電導素子「磁束量子パラメトロン」を発明。そのほか、幾多の発明とその功績により多数の賞を受賞している。
(写真:大学院生時代に発明したパラメトロンを超電導素子に応用したと語る後藤英一。遠藤諭『計算機屋かく戦えり』アスキー(1996年)pp.35より)