外村 彰
とのむら あきら
TONOMURA Akira
 
1942-
兵庫県西宮市に生まれる。
電子線ホログラフィーを実用化し、量子物理学現象の観察や画像化に成功した。

経歴と業績

 1965年、東京大学理学部物理学科卒業。日立製作所中央研究所に就職。1968年から電子線ホログラフィー開発に着手、10年の試行の末、干渉性のよい電子線の発生に成功。1982年、アハラノフ-ボーム効果を実験的に検証、仁科記念賞受賞。1986年、同社に新設の基礎研究所の主管研究員。1986年、同効果を確実に証明。1987年、朝日賞受賞。超伝導体中の磁力線要素(磁束量子)の観察を試み、1989年薄膜中の磁束量子の動きを観察。1991年、日本学士院賞恩賜賞受賞。1992年、超伝導体中の磁束量子の動きを観察。なお1973-74年、ドイツのチュービンゲン大学に留学、1975年工学博士、1991年理学博士。1989-94年、新技術事業団「位相情報プロジェクト」総括責任者兼任。1997年から東京工業大学連携教授併任。
(写真:共同通信社提供)